こんにちは。「たゆ」です。
今回は野菜(根菜)の保存方法とちょっとした「おいしいハナシ」を紹介します。
これから一人暮らしをする方や暮らしに変化がある方が多いのではないでしょうか。
そんな方もそうでない方も「食」は必要なこと。
でも、毎日時間をかけられるわけではないと思います。
また、その日に突然飲み会や友達とご飯に行くことになったりして、冷蔵庫の中の食材がダメになってしまったりすることもあるかもしれません。
僕もたまに食材を腐らせてしまいます。。。
そうならないように少しでも長持ちをさせられたらいいなと思ったので、食材の保存方法を紹介したいと思います。
これから何編かに分けて紹介をします。
今回は「根菜編」です。
そもそも根菜(こんさい)とは
そもそも根菜って何?と思う方もいるかもしれません。
根菜とは・・・
簡単にいうと、「土の中に埋まっている野菜」のことです。
詳しくは、「野菜のうち、土壌中にある部分を食用とするものも総称で、根物(ねもの)とも言います。」
例:にんじん、だいこん、ごぼう、れんこん、じゃがいも、さつまいも などなど
これらは常温で比較的長持ちすることが多いです。
それゆえに、気づくと変色していたり、腐っていたり、見た目はあまり変わらないけど中身が変色していたりします。
油断は禁物です。
根菜は冷凍できる?
結論、根菜は冷凍できます。
しかし、冷凍すると野菜の繊維を壊すため、食感が悪くなってしまします。
繊維の多い野菜を冷凍した場合、シャキシャキした歯ごたえが減ってしまうので、解凍後に生で食べるのはおすすめしません。
ただ、煮込んだり、炒めたりして使う分にはあまり気になりません。
冷凍すれば1か月ほど保存できるため、すぐに使わない時や安い時にまとめ買いした時は冷凍しておくのもいいと思います。
それでは食材ごとに保存の方法を紹介します。
保存方法
にんじん
にんじんは季節を感じさせない野菜のひとつです。
一年中さまざまな料理に活躍します。
料理にもお菓子作りにも使える万能野菜です。
にんじんの保存方法
~常温・冷蔵編~
にんじんは湿気に弱いので新聞紙で包み、乾燥している秋冬は常温、夏場は冷蔵庫に入れておきましょう。
また、使いかけのものはラップで包んでおきましょう。
でも、秋冬で常温に置いておくよりやはり冷蔵庫に入れた方が長持ちします。
さらに長持ちさせたい場合は、軸の部分(葉が生えてくるところ)を少し切り落とし、キッチンペーパーで巻いて冷蔵庫で保存すると、1~2週間ほどもちます。
僕は軸を切り、皮は剥かずキッチンペーパーで巻いて、100均に売っている鮮度が長持ちする緑の袋に入れて立てて保存しています。
これで2週間ほど長持ちします。
~冷凍編~
にんじんは冷凍すると食感が変わりやすいです。
なので、薄切りや千切りして冷凍するのをオススメします。
生のまま冷凍する場合は、
- にんじんを使い方に合わせてカットする(薄切りや千切りなど)
- できるだけ重ならないように袋に入れる
- 空気をしっかり抜いてから冷凍する
大きめにカットして冷凍したい場合は茹でてから冷凍します。
- にんじんを使い方に合わせてカットする
- 少し硬めに茹でる←ここがポイント!
- 粗熱がとれたらできるだけ重ならないように袋に入れる
- 空気をしっかり抜いてから冷凍する
少し硬めに茹でることで、食感の変色や大きな変化を防ぎます。
おいしいハナシ
にんじんはカロテンが豊富に含まれています。
表皮のすぐ下にカロテンが最も多く含まれるため、皮はなるべく薄くむくことが大切です。
ピーラーを使うのが一番簡単ですが、より薄くむきたい時は、包丁の背の部分でむくとより一層薄くむけます。
だいこん
だいこんは、春の七草のひとつの「すずしろ」です。
だいこんは部位によっておいしさを使い分けましょう。
葉に近い甘い部分はサラダなどの生食用に、辛みが強くなる端の方は薬味や漬物に、中央部分はおでんなどの煮物にするのがオススメです。
にんじんと違い、だいこんは皮のすぐ下に繊維が通っており、筋っぽいので皮は厚めにむきます。
輪切りにしたときに筋の層がうっすら見えるのでその部分までむくと筋っぽいところは切れます。
だいこんの保存方法
~冷蔵編~
だいこんは葉が根の養分を吸いあげてしまうのですぐに切り分けます。
切り口はラップで包み、冷蔵庫で保存します。
常温で保存もできますが、葉の部分を切り分けるので、冷蔵で保存がいいでしょう。
僕は端は薬味などに使い、中央部分から使う分だけ切り分け、切り口に水を含ませたキッチンペーパーをあてて袋に入れて冷蔵庫で保存しています。
水を含ませたキッチンペーパーをあてておくと切り口の乾燥を防げるので長持ちします。
~冷凍編~
だいこんは冷凍すると味が染み込みやすくなるのでオススメです。
- 皮むき、使い方に合わせてカットする
- 水分をしっかりふき取る
- できるだけ重ならないように袋に入れる
- 空気をしっかり抜いてから冷凍する
だいこんおろしも冷凍できます。
- だいこんをすりおろす
- 水分をしっかり切る
- 製氷機などに入れ小分けにする
- 冷凍庫に入れて保存する
だいこんおろしは一回で使う量が少ないので、一回分ずつ小分けにしておくといいでしょう。
使うときは自然解凍してから使いましょう。
おいしいハナシ
実はだいこんは皮も食べることができるので、きんぴらなどにするのがオススメです。
ビタミンCと聞くと黄色いイメージが強いですが、だいこんにもビタミンCが多く含まれています。
葉に近い部分は生食用に向いてるので、ぜひサラダなどで食べてビタミン補給しましょう。
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