【一人暮らし必見】野菜の保存方法~果菜類編~Psrt1

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こんにちは。「たゆ」です。

今回は、「果菜類」の保存方法をご紹介します。

今までの記事はこちら↓

根菜編Part1 〇根菜編Part2 〇きのこ類編

ちょっとした豆知識的な「おいしいハナシ」も紹介していますので、ぜひご覧ください。

では、さっそくいってみましょう!

果菜類とは

そもそも「果菜類」とは何かというと、

果実を食べる野菜(トマト、ナス、キュウリ、かぼちゃなど)のことをいいます。

ジューシーな果汁を楽しめるものや、ピーマンやトウガラシなどクセのあるものもこの果菜類に分類します。

果菜類の中でも冷凍保存に向いているもの、向いていないものがありますので、注意しましょう。

では、それぞれの野菜ごとに保存方法を紹介します。

きゅうり

ご存じの方も多いかと思いますが、きゅうりは「世界一栄養がない果実」としてギネスに認定されているほど栄養がない野菜です。

約95%が水分でできています。

ですが、水分やカリウムが豊富なため、熱中症予防やむくみの改善に役立ちます。

きゅうりの保存方法

~冷蔵編~

きゅうりは乾燥に弱いので、ラップに包むか、ポリ袋に入れて冷蔵庫で立てておきましょう。

キッチンペーパーを小さく切り、水を含ませてヘタにつけておくと、みずみずしさをキープすることができます。

~冷凍編~

実はきゅうりも冷凍保存できる野菜です。

冷凍するときは、

  1. 水でよく洗い、キッチンペーパーでしっかり水気をふき取る
  2. 1本ずつぴったりとラップで包む
  3. 冷凍用の保存袋に入れて冷凍する

解凍するときは、ラップのまま3分ほど流水にあてて解凍します。

芯に硬さが残るくらいで大丈夫です。(カットするときに切りやすくするため)

解凍しすぎると食感が悪くなるので、半解凍状態での調理がオススメです。

薄切りは塩揉みしたような状態になり、ぶつ切りやスティック切りはシャクシャクとした食感が楽しめます。

おいしいハナシ

痛いくらいにイボが張っているものが新鮮な証拠ですが、料理によってはイボが口にさわる場合があります。

その場合は洗ってまな板に置き、塩を振ってゴロゴロ転がす「板ずり」をするとイボがとれて色鮮やかになります。

ピーラーで縞目に皮を剥いてもOKです。

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とうもろこし

とうもろこしは、世界三大穀物のひとつで、炭水化物が多い野菜です。

鮮度が味を左右するので、近県産で輸送時間が短いものを選びましょう。

とうもろこしの保存方法

~冷蔵編~

収穫後すぐに栄養価が落ちるので、早めに茹でて冷まし、ラップに包んで冷蔵庫に入れます。

~冷凍編~

〇下処理なしでそのまま冷凍する場合

  1. ひげの先端をはさみで切り落とし、まわりの土汚れをはらう
  2. 1本ずつラップで包み、冷凍用の保存袋に入れて保存する

~解凍方法~

ゆでとうもろこしの場合、ラップのまま耐熱皿にのせ、電子レンジ600wで6~8分加熱する

料理に使う場合は、ラップのまま耐熱皿にのせ、600Wで1~2分加熱する。(まだかたい場合はさらに1~2分加熱する)

〇下処理して冷凍する場合

  1. ひげの先端をはさみで切り、周りの土汚れをはらう
  2. 薄皮を1~2枚だけ残し、耐熱皿にのせてラップをする
  3. 600Wで1本あたり4~5分、2本なら8~10分加熱する
  4. 皿ごと出し、ラップをしたまま粗熱をとる
  5. 粗熱が取れたら、皮についている水分をふき取り、1本ずつラップでぴったりと包む
  6. 冷凍用の保存袋に入れて保存する

~解凍方法~

ラップのまま耐熱皿にのせ、600wで1本あたり3~4分加熱する

おいしいハナシ

とうもろこしは、茹でるより、電子レンジ加熱がオススメ!

理由1、お湯で茹でないから栄養価が逃げない

理由2、蒸すことで甘みが増す

理由3、水っぽくならない

理由4、冷めてもみずみずしさをキープできる

僕自身も、最初のころは茹でて調理していましたが、お湯が沸くのに時間はかかるし、

茹でるのにも時間はかかるし、茹で終わったお湯は捨ててしまうだけでもったいないなと

思っていたところ、電子レンジで調理できるという情報をゲットし、さっそくやってみました。

すると時間も全然かからないし、茹でて調理するより甘さが増している気がしました。

それからはずっと電子レンジで調理をしています。

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かぼちゃ

かぼちゃは緑黄色野菜の代表的存在です。

カロテンやビタミンC、ビタミンEを多く含んでおり、抗発がん作用や免疫賦活作用があります。

また、食物繊維も豊富なので、便秘の予防にも役立ちます。

かぼちゃの保存方法

~冷蔵編~

まるごと保存する場合は風通しの良い場所で保存する。

カット後は種とわたを取り除いてからラップに包み、冷蔵庫で保存する

買ってきたらすぐに種とわたを取り除きましょう。水分が多い種とわたの部分から傷んできてしまします。

~冷凍編~

生のままの場合、

  1. 種とわたを取り除き、余分な水分をふき取る(水分が残っているとそこから傷む
  2. 用途に合わせてカットする
  3. 1回分ずつ小分けにしてぴったりとラップで包む
  4. 冷凍用の保存袋に入れて保存する

生のまま冷凍したかぼちゃは解凍せず、そのまま加熱調理するのがオススメです。

解凍してしまうと味や食感が損なわれるだけでなく、解凍中に変色してしまいます

マッシュしてから冷凍する場合(おいしさ優先)

  1. かぼちゃを一口大に切り、皮を剥いてから茹でる
  2. やわらかくなったらお湯を捨て、木べらやマッシャーで滑らかになるようにマッシュする
  3. 1回分ずつラップでなるべく薄く平らになるように包む
  4. 冷凍用の保存袋に入れて保存する

解凍方法は、電子レンジの解凍機能で解凍OK

凍ったまま牛乳などと一緒に入れて調理すれば簡単にかぼちゃスープを作ることができます。

おいしいハナシ

ほとんどの野菜は採れたてが最も栄養価が高いですが、かぼちゃは保存することで完熟し、甘みが増します。

実よりも皮に多くのカロテンが含まれているため、皮ごとカットして調理した方が栄養価は高くなります。

皮の汚れなどが気になる時は、たわしで皮をしっかり洗うといいです。

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なす

なすの成分の93%は水分と糖質で、栄養価やカロリーは低めと言われています。

なすの紫色は「ナスニン」と呼ばれるアントシアニン系色素で、抗酸化作用があります。

また、なすには身体を冷やす効果があると言われているので、夏に多く食べたいですね。

なすの保存方法

~常温編~

水分が蒸発しやすく、冷気に弱いので、紙やポリ袋などに包んで常温で保存します。

その際に、小さく切ったキッチンペーパーを濡らし、ヘタにつけておくとみずみずしさが長持ちします。

冷蔵庫に入れると低温障害を起こし、種が黒くなります。

~冷凍編~

  1. ヘタを切り落とし、耐熱皿にのせてふんわりラップする
  2. 600Wで2本あたり2分半加熱する
  3. ラップを外して粗熱をとる
  4. 1本ずつラップでぴったりと包み、冷凍用の保存袋に入れて保存する

ヘタを切り落とさないとなすの水分が膨張し、破裂する恐れがあるので注意。

解凍方法

  1. ラップのまま耐熱皿にのせ、1本あたり600Wで30秒ほど加熱する。
  2. 半解凍状態で料理に合わせて食べやすいサイズにカットする

おいしいハナシ

なすはアクが強いため、切り口が空気に触れると黒っぽく変色します。

切ったらすぐに水にさらし、5分ほどおいて変色を防ぎ、アク抜きをしましょう。

または、軽く塩をして数分おき、キッチンペーパーで押さえてアクを抜いてもOKです。

「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざは

秋ナスは美味しいため、過食していまいがちですが、毒性のアルカロイドを含んでいるため、健康を害する恐れがあり、大切な嫁に食べさせてはいけない。

また、身体を冷やす効果があるため、身体の冷えは女性にとって健康に良くないため、食べさせすぎてはいけない。という戒めなんだとか。

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最後に

今回は「果菜類」の保存方法Part1を紹介させていただきました。

きゅうりやなすが冷凍できるのは少し意外だったかもしれません。

また、よく聞く「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざは食べ過ぎないようにしようという戒めだったんですね。

次回は「果菜類」の保存方法Part2を紹介いたします。

では、また。

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